職業訓練

公共職業訓練

公共職業訓練とは、求職者が早期に就職できるよう、就職に必要な技能や知識を身に付けられる職業訓練です。国や都道府県が実施しており、主に失業保険を受給している求職者の方が対象です。

また、在職労働者や高等学校卒業者の方などを対象とした高度な技能及び知識を習得するための訓練も実施しています(原則、有料)。

講座

以下のような講座があります。募集時期や管轄のハローワークによって異なりますので、ご希望の方は最寄りのハローワークで確認してみましょう。

  • パソコン(オフィス)
  • 経理(簿記)
  • 貿易事務
  • 国際ビジネス
  • ファイナンシャルプランナー
  • 不動産
  • Java(プログラミング)
  • WEB(デザイナー、クリエイター、サイト制作)
  • Android(アプリ開発)
  • ネットワークシステム構築
  • 介護職員(初任者、実務者)
  • 医療事務
  • 保育
  • CAD
  • 電気
  • 溶接
  • ビル管理
  • マンション管理
  • 造園
  • 左官
  • ネイル
  • アロマテラピー
  • ウエディングプランナー

メリット

公共職業訓練にはいくつかのメリットがあります。

期間の短縮および延長
公共職業訓練は給付制限を免除されるため、自己都合で退職しても3ヶ月の待機月間を待たずにすぐに給付金が貰えます。さらに公共職業訓練が失業保険の給付期間を超える場合、訓練修了まで給付を延長することもできます。

受給手続きの簡素化
公共職業訓練を受けると、失業保険の受給手続きが簡素化されます。通常、離職した人は失業保険を受給するために失業認定日にハローワークに足を運び、職員と面談をして活動状況などを報告しなくてはなりません。しかし、公共職業訓練を受講すると月末が失業認定日となり、訓練校側が手続きを一括して代行をしてくれるため、ハローワークに通わずとも失業保険を受け取ることができるようになります。

また、公共職業訓練の受講者は、「通所手当」「受講手当」「寄宿手当」等を失業手当とは別に受け取ることができます。
ただし、それぞれの手当てには支給の要件があります。公共職業訓練を受講する場合、自分が手当てを受け取れるかハローワークで確認してみましょう。

申込方法

申込みの方法は、ハローワークの窓口に本人が出向いて願書などの書類を作成し、ハローワークから願書を提出してもらいます。選考方法は多くの場合、書類選考です。ただし、1年以上の長期コースなど、場合により筆記試験や面接があります。詳細については窓口もしくはネットで確認しましょう。

求職者支援訓練

雇用保険を受給できない求職者を対象として、民間訓練機関が厚生労働大臣の認定を受けた職業訓練を実施します。対象者は以下の条件を全て満たしている方となります。

  • ハローワークに求職の申込みをしていること
  • 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
  • 労働の意思と能力があること
  • 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
多くの職種に共通する基本的能力を習得するための「基礎コース」と、基本的能力と特定の職種の職務に必要な実践的能力を一括して習得するための「実践コース」があります。 また、求職支援訓練制度にも支援金があります。
求職者支援訓練の認定コースはこちらのサイトから検索することもできます。対象者の方は確認してみましょう。

求職者支援訓練 認定コース情報

職業訓練受講給付金

雇用保険を受給できない方に対し、ハローワークが無料の職業訓練を支援指示し、積極的に就職支援をする制度です。
一定の要件を満たす方には職業訓練を受講している間「職業訓練受講手当(月額10万円)」と「通所手当(通所経路に応じた所定の金額 ※上限額あり)」の2つの手当が職業訓練受講給付金として支給されます。
なお、この給付金に加えて希望により労働金庫の融資制度(「求職者支援資金融資」)を利用することができます。

職業訓練受講給付金を受給するためには、支給の条件を全て満たした方が手続きを行う必要があります。条件および手続きは厚生労働省のページで確認しましょう。

職業訓練受講給付金(求職者支援制度)|厚生労働省