内定が出たら

意思を再確認する

採用条件を確認する

採用承諾や労働契約を締結する前に必ず細部まで確認しましょう。一度契約締結してしまうと後に変更したい点がみつかったとしても変えることはできません。ご自身とご家族にも納得してもらった上で働けるよう最低でも以下のポイントは必ずチェックしましょう。

<チェックポイント>

  • 年収金額
  • 賞与
  • 交通費支給有無
  • 雇用形態
  • 昇給
  • 手当
  • 評価体制
  • 就業時間
  • 転勤有無
  • 有給等休暇制度
  • 社会保険
  • 退職金
  • 福利厚生
  • 解雇事由

そして、調整してもらいたい点がある時は速やかに採用担当者に申し出ましょう。あなたにとってどうしても譲れない点があり、交渉が難しいようであれば他会社への就職活動を継続しなければいけません。判断を早期にできるよう、自分の中での希望する働き方や条件を明確にしておきましょう。

内定を辞退したい場合は

内定を複数得ると必ず辞退の連絡をしなくてはいけなくなります。この場合、なるべく早く内定の辞退の旨を電話で連絡しましょう。内定先では入社に向けた手続きが着々を進んでおり、早く連絡する必要があるためです。。

また、採用担当者は辞退の理由を必ず確認します。社内での手続きや、今後の採用活動に活かすためです。
辞退理由を聞かれた際には失礼のない言葉を選び、真摯に伝えましょう。

円満退社するために

迅速に連絡する

今までお世話になった会社とは、できれば良い関係で終わりを迎えるべきでしょう。いきなり退職届を提出するのではなく、まずは直属の上司に時間をもらい、対面で退職したい旨を話すことをお勧めします。

通常、会社の規則では最低でも退職の1ヶ月前までにその旨を申し出るよう決まりがケースが多いよう見受けられます。しかし、あなたのポジションや仕事内容によっては、「1ヶ月で退職をされては困る」と退職を強く引き留められる可能性もあります。場合によっては待遇改善の提案を受けることもありますが、その際は冷静に判断をしましょう。

引継ぎ

引継ぎ時には引継ぎ事項をリスト化し、引き継いでもらう方と内容の確認および合意をしておきましょう。退職後に残された人達が極力困らないよう、具体的なマニュアルや資料を作成しましょう。スムーズな引継ぎは、退職後の人間関係維持にもつながります。

また、日ごろから、仕事内容の棚卸、引継ぎ準備、マニュアル作成、業務内容の見直し等を定期的に行うことをお勧めします。自身の退職後でも仕事が回る状態を作っておきましょう。